障がい者雇用を行う特例子会社
製造系の人材サービスを行っている日総工産株式会社の特例子会社、日総ぴゅあ株式会社(横浜市港北区)が、2015年1月から他の企業の障がい者雇用を継続的に支援する「障がい者雇用サポート塾」を開講することを発表した。
自社の事例を生かしたコンサルティング業務
同社は事務代行業、清掃業、軽作業などなどのさまざまな仕事を派遣で請け負う事業の他に、障がい者雇用に初めて取り組む中小企業や経験の少ない事業所を対象にセミナー、研修、障がい者雇用コンサルティングを行っている。
2015年4月からは障害者雇用納付金制度の対象拡大により、これまで大企業中心に雇用されていた感のある障がい者雇用が中小企業にもいよいよ現実的なものとなる。
しかし同社がコンサルティング業務を行う中で、障がい者雇用の経験のない中小企業の担当者からは担当専任者を付けることや業務の創出が難しい、職場全体が忙しく余裕がない、など不安の声を聞くことも多いそうだ。
中小企業の障がい者雇用をサポートする塾
そこで障がい者雇用している企業、雇用する予定の企業の担当者を対象に、情報収集や雇用について学ぶ機会、場を提供するのが「障がい者雇用サポート塾」だ。
内容は障がい者の特性、配慮についての学習や、企業、事業所にいる他の社員へいかに理解、協力してもらえるように事例を含めた組織への働きかけの方法などを、同じような立場の障がい者雇用担当者たちと悩みなどを共有しながら共に学んでいくというもの。
「障がい者雇用雇用サポート塾」の概要は月1回の情報メールと1月、5月、9月の担当者勉強会開催、3月、7月、11月の担当者情報交換会開催。2か月に1回1時間の個別相談(スカイプ使用)。年会費は59,760円(税別)となっている。

日総ぴゅあ株式会社
https://www.nisso-pure.co.jpサポート塾についてのプレスリリース
https://files.value-press.com