オリィ研究所は、7月24日(水)の「テレワーク・デイ」を機に、障害者のテレワークに関する実態調査を実施した。
同社は、テレワークに特化した障がい者のための人材紹介サービス「FLEMME」を提供しており、よりよい外出困難者の就労のかたちを模索すべく、今回の調査を行った。
「自分の自由になる時間が圧倒的に増える」
その結果、「出社範囲に応募できる求人がないことが解決できる」や、「居住エリア以外の就職・転職の選択肢が得られる」といった、“場所の制約をうけない就業選択肢”について、半数以上の回答者がメリットとして挙げている。
特に、1都3県を除く地域では、その傾向が顕著だ。
これについては、「障害により、通勤だけでなく周りに人がいる環境自体が強いストレスになるため、自宅で勤務できること自体が合理的配慮になる」、「身支度や通勤の時間がカットできて、自分の自由になる時間が圧倒的に増え、家事や趣味に費やす時間がきちんと確保できる」などの声が挙がっている。
【調査の概要】
調査期間:6月29日
調査対象:テレワークに特化した障害社のための人材紹介サー
ビス「FLEMEE」サービス登録者
調査方法:WEBアンケート
有効回答数:108件
(坂土直隆)