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株式会社ファミリーマートは、障がいのある社員が地域の農家と協働し、近隣の農家で栽培や収穫・出荷の作業を請け負う「農福連携」の取り組みを、11月から千葉県・埼玉県で開始した。
地域で暮らす障がい者の雇用創出につなげる
ファミリーマートは、2006年より、千葉県流山市で、障がいのある社員による有機野菜の栽培を行っている。
現在、法定雇用率2.5%を上回る3.19%と、安定した職場環境へもつながっている。約50名の社員が、年間約50種類を栽培しており、収穫した有機野菜は社内販売のほか、農場近隣のファミリーマート店舗14店で販売するなど、地産地消へも取り組んでいる。
今回の農福連携の取り組みは、千葉県および農林中央金庫の協力のもと、千葉県のいちご農家「Ken’sGarden」と、埼玉県の小松菜農家「株式会社しゅん・あぐり」の賛同により、実現した。
この取り組みは、農家の人手不足を補うとともに、障がいへの理解推進と地域で暮らす障がい者の雇用創出につなげることを目的としている。
(坂土直隆)