愛知県、中小企業の障がい者雇用を応援「障がい者雇用企業サポートデスク」を開設

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愛知県、中小企業の障がい者雇用を応援「障がい者雇用企業サポートデスク」を開設

　2016年7月4日 16:00　

法定雇用率を下回る愛知県の企業障がい者雇用率

全国の障がい者の雇用は、毎年その数字を更新し、着実に増加している状況だが、愛知県の企業における障がい者雇用率は1.81％で法定雇用率の2.0％を下回っている。

中小企業の受け入れが課題

同県は障がい者雇用拡大のためにさまざまな施策を行う中で、特に中小企業において障がい者受け入れに必要なノウハウが少なく、そのため受け入れに不安を感じている状況がみられるという。

そこで愛知県では、新しく「障がい者雇用企業サポートデスク」を2016年7月1日（金）から開設。県内企業（障がい者雇用や職場定着を検討中の中小企業など）を支援対象に障がい当事者の雇用拡大や就職してからの職場定着を、専門知識を持ったスタッフが手伝いながら進めていく。

気軽に相談できる電話窓口から専門家の企業訪問まで

具体的には、身近な相談窓口として企業からの電話での相談に対応するほか、県職員が障がい者雇用の専門家（就労支援アドバイザー）と共に支援を希望する中小企業を訪問し、雇用や職場定着についてのアドバイスや提案、個別のニーズに対応した支援を行う。

また県職員、就労支援アドバイザーによる障がい者雇用への理解を深めるための情報提供や、雇用要請などを行う啓蒙活動も実施する。開設場所は愛知県産業労働部労政局就業促進課内で、受付時間は9時から17時まで（土日、祝日、年末年始を除く）。