能力アップ
障害者の就労をサポートするNPO法人チャレンジド・コミュニティは4月から、多機能型事業所「
チャレンジド・サポーターズ」を宇都宮で開設することになった。パソコンの資格取得を目指す就労移行支援「とっと」、軽作業などに取り組む就労継続支援「ガンバ」、障害者や家族からの相談を受け付ける指定相談支援「いま・ここ」が柱になり、能力開発の向上を目指す。
障害者を積極採用
チャレンジド・コミュニティの金井理事長は自身も足に障害を持ちながら、パンの製造・販売「焼きたて屋コパン」を経営している。ここでは障害者を雇用している。新しい事業は、県内の
障害者雇用率が全国平均に比べて低いこと、不況で「週1日でもいいので雇ってほしい」と問い合わせが急増したことなどから始めることにした。金井理事長は「個別支援計画をしっかり立てて、当事者、保護者、事業者の3者面談をもち、計画をきちんとチェックしていきたい」と語ったいる。