障がい者雇用に長年真摯に取り組み表彰を受けたダイニチ工業株式会社

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障がい者雇用に長年真摯に取り組み表彰を受けたダイニチ工業株式会社

　2015年9月21日 00:00　

2015年度の受賞事業所のひとつ

厚生労働省が障がい者の職業的自立への意識を高める障がい者雇用への認識を深めるために厚生労働省が毎年実施している「障害者雇用優良事業所等の厚生労働大臣表彰｣。2015年度は24の事業所が表彰された。

過去にも数々の受賞歴が

その中のひとつが障がい者雇用への取り組み、支援活動が認められたダイニチ工業株式会社だ。同社は過去にも2010年度新潟県障害者雇用優良事業所・新潟県知事賞や2012年度障害者雇用優良事業所・独立行政法人高齢・障害者雇用支援機構理事長賞などを受けた。

また2012年には法政大学大学院教授坂本光司著のベストセラー『日本でいちばん大切にしたい会社』（あさ出版）の理念に基づき、人を大切にしている企業を表彰する「日本でいちばん大切にしたい会社」大賞の実行委員長賞に。

地域、人を大切にする会社

受賞理由は同社の製品が全て県内生産され、部品製造を委託する協力会社も合わせ地域に貢献している点と97％を上回る従業員定着率や障がい者雇用への積極的な取り組みだ。

同社の2015年6月1日現在における障がい者の雇用状況は、従業員521名のうち9名が障がい者で、雇用率は2.3％で法定雇用率2.0%、また民間企業の実雇用率平均1.82％を超えている。

雇用人数だけではなく当事者の平均勤続年数が10年以上という、長い定着率も評価の対象となった。同社の今後の障がい者就労支援やダイバーシティ社会の実現への貢献に期待したい。

（画像はプレスリリースより）