障害があっも大丈夫
障害のある生徒の就職を支援する社団法人「
おおさか人材雇用開発人権センター」は25日、大阪市の
浪速人権文化センターで、企業の人事担当者らを対象とした相談会を開く予定。就職困難が予想される障害生徒たちとの面接の場を設けることが目的。
雇用率半数に届かない
府内の56人以上いる企業の雇用率達成の割合は半数に届かない。去年、ある府立高等支援学校を卒業した生徒の就職率は18・3%だった。このため「雇用開発人権センター」では毎年秋に職業訓練の見学会を企業向けに実施している。春からの就労を希望する障害生徒を紹介して、1週間の職場実習を設けてもらったうえで、雇用の可否を判断してもらうことにしている。
ユニクロ担当者が講演
障害者の先駆者的な企業「ユニクロ」の重本直久さんが講演する。また、「障害者雇用日本一」を目指す府の取り組みについても説明がある