同伴を断られるケースも
身体障害者補助犬とは、目や耳や手足に障害のある人のお手伝いをする犬のこと。特別な訓練を受けているので、社会のマナーを守れますし、衛生面も管理されています。このため、公共施設や公共交通機関、飲食店などいろいろな場所に同伴できます。しかし、補助犬への理解が進んでないことから、同伴を断られるケースもあります。
受け入れ義務
身体障害者補助犬は体に障害のある人の目や耳、手足となって働くよう訓練された犬で、「盲導犬」「介助犬」「聴導犬」の総称です。「
身体障害者補助犬法」では、
公共施設やマナー、また、スーパーやレストラン、ホテルなど、不特定多数の人が出入りする民間施設などに、補助犬同伴の受け入れを義務付けています。
訓練された犬
特別な訓練を受けているので、公共施設はもちろん、多くの人が集まるデパートやホテル、病院、レストランへ補助犬を同伴することに問題はありません。そして、国等の事業所はもちろん、一定規模以上の民間企業(56人以上の労働者を雇用する事業主)でも、そこに勤務する身体障害者が補助犬を使用することを拒んではならないことになっています。政府は「補助犬のことをもっと知り、理解を広げましょう」と呼びかけている。