杉のチカラ株式会社は、就労支援事業所と連携して、『初期投資ゼロ』で『杉』の生理活性物質を活かす「SUP:Substance Utilize Project」の有機乾燥を行う『猫福連携・さいたま見沼作業センター』を完成させ、猫の健康を守る有機製法オーガニック猫砂・杉にゃんの製造を、本格的にスタートさせた。
就労支援事業所が使用できる『オール・レンタル方式』を整備
『猫福連携』とは、『杉』の生理活性物質(substance)を活かし、猫の健康を守るオーガニック猫砂製造の有機乾燥作業(天日干し)を、障がい者就労支援事業所と連携して行うもの。
従来、障がい者など一般就労が難しい人が通う「就労支援事業所」で、高付加価値の就労訓練作業メニューを実施するには、設備投資など何らかの「初期投資」が必要であった。
さらに、高工賃作業挑戦への重荷となり、内職や清掃補助など「初期投資」の負担のない、一般的に「低工賃」の作業メニューを複数確保して就労支援事業を運営するケースが多く、国の目標工賃の実現が困難だった。
そこで、杉のチカラは、高付加価値の『有機乾燥作業』を行うために必要な、高機能ビニールハウスや空調機器、そして作業に要する器具類までを『初期投資ゼロ』で、提携する就労支援事業所が使用できる『オール・レンタル方式』の『猫福連携』というスキームを整備した。
今後は、各地の就労支援事業所と連携して、『猫福連携』による『杉』の有機乾燥作業拠点を全国に広げ、各産地で高付加価値の『杉』のおが粉を量産化し、オーガニック猫砂・杉にゃんを世界の猫砂市場に普及させる方針だ。
(坂土直隆)