無防備で旅立つようなもの・・・
何らかの危険を感じるのなら、事前に備えておくのが普通だろう。救命道具を一切持たずに、小舟で荒波に乗り出すようなことはしないはずだ。けれど、それが自分の身体に関わる障害となると、人々はまだピンとこないようだ。
お金と幸せに関する調査によると、就労者の4分の3に当たる人々が、将来的に障害を抱え一生働けなくなることに不安を抱いているという。また、漠然とではなく、かなり深刻に考えているようだ。
しかしながら、約半数が障害者保険に未加入だという。また、もし障害になったら会社が責任を持ってくれるとか、貯金で食いつなぐという考えを持っているらしい。しかし、これは非常に安直で甘い考発想であるようだ。
考えの甘さを指摘
プリンシパル・ファイナンシャルグループの副社長ケビン・ファーリー氏は、人々の不安の大きさと備えがまったく比例していないと述べている。そして、いざ実際に問題が起きれば、大多数が路頭に迷うだろうと懸念している。なお、ファーリー氏は障害者保険月間である5月中に、人々のその重要性を浸透させることを使命だと考えている。
編集部 青空ひなた
Despite Fears, Americans Aren't Protecting Themselves
http://www.marketwatch.com/story/despite-fears-americans-arent-protecting-themselves-2010-05-12?reflink=MW_news_stmp