群馬県、都道府県初の企業向け障がい者雇用啓発資料DVDを製作

企業に向け障がい者雇用拡大へのさまざまな施策を実施してきた群馬県では、さらに企業に障がい者雇用についての認識を深め、積極的に取り組んでもらうために、企業向け障がい者雇用啓発資料として県内5業種25社の雇用事例を紹介するDVD、冊子、そして雇用の進め方を紹介する啓発パンフレットを製作した。

これは企業の事業主、担当者が障がい者が働いている様子を映像や写真を通じて目にすることで、障がい者雇用のイメージを具体的につかめることを目的に作られたもので、このように25社もの雇用事例を紹介する映像資料は都道府県で初の試みという。

資料の内容は「平成26年度障害者雇用事例集DVD」が各支援機関から推薦された25社の1社当たり約8分の雇用事例。ほか行政・支援機関など5機関（群馬県、特別支援学校、群馬労働局、独立行政法人高齢・障害・求職者雇用支援機構群馬支部、県内の障害者就業・生活支援センター）の1機関当たり約5分の取り組み紹介。

「群馬県障がい者雇用事例集」はDVDで紹介した25社を3分冊にして紹介しているもので、啓発パンフレット「障がい者雇用の手引き」は障がい者雇用の進め方や支援機関を紹介している。

これらは企業への個別訪問やセミナー、事業所見学会などの各種啓発事業、特別支援学校など支援機関での生徒や利用者に向けた啓発事業に活用される。この資料が企業の障がい者雇用を広げると同時に、当事者が就労への意欲を高める後押しとなることを期待したい。

（画像はプレスリリースより）




群馬県の報道資料
http://www.pref.gunma.jp/houdou/g2300116.html

群馬県
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