就労拡大と賃金アップをめざして
兵庫県の社会福祉事業団多機能型事務所ひまわりの森はこれまで梱包やアルミ缶回収、清掃委託などを中心に障害者就労の場を作ってきたが、仕事量が少ないため賃金が安いことが課題だった。
そこでさらに障害者雇用の拡大と賃金アップをめざし、2014年6月13日(土)に兵庫県香美町村岡区の村岡中央公民館内に「森のぱん屋さん ひまわり」オープンした。
店舗として独立
事務所の職員がパンを焼き、施設利用者ら6人が梱包や陳列、接客をおこなう形で、通所施設から独立して本格的な店舗を構えてパンを製造販売する。
店舗では約30種類以上のパンを販売しており、月2回をめどに新商品を出す予定。オーソドックスなメニューに加え、よもぎあんパン、ハニー風味シューパンなど興味をそそる商品もあり、デニッシュ系のパンも充実。価格も手頃に設定されている。
地元の人に愛される店が目標
オープン日には開店記念セールをおこなったことも手伝い、地元の人を中心に大盛況。今後店舗運営が軌道に乗り、腕を磨いておいしいパンを地域住民の人に提供して欲しいと関係者からの期待も高い。
店舗の営業時間は10時から15時。土日祝祭日休み。(イベント開催日を除く)。また移動販売車も導入して、町内の各所にも出向く。

社会福祉事業団多機能型事務所ひまわりの森ホームページ
http://www.hwc.or.jp/himawari/