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障がい者雇用で成功する企業のノウハウを肌で感じよう

　2014年9月8日 11:00　

障がい者雇用の優良企業見学会を開催（石川県）

法定雇用率の2.0パーセントへの引き上げや、来年から障害者雇用納付金の対象企業の拡大されるなど、障がいのある人の雇用拡大と安定した就労にむけて、障害者雇用促進法の改正、整備が進められている。

その一方で、経験やノウハウが少なく障がい者の雇用を躊躇していたり、その能力を引き出せずに悩んでいたりする会社も少なくない。

県内の事業所が対象。障がい者雇用の理解を深める

そのような状況をふまえ、石川県と石川労働局、石川高齢・障害者雇用支援センターでは、「障害者雇用視察研修会」を開催するとし、県内にある事業所の事業主や人事担当者の参加を呼びかけている。

開催日時は、10月23日（木）8時50分から16時30分までの予定で、障がい者を積極的に雇用しその能力にあわせた人材活用を行っている企業などを見学し、今後の障がい者の雇用につなげるのがねらい。

問い合わせ・申し込みは、石川高齢・障害者雇用センター（TEL：076-255-6001）。

優良企業と特別支援学校の取り組みを見学

見学先は、短期間で法定雇用率を達成した日野自動車の子会社でトラックボデーメーカーの株式会社トランテックス。

生活協同組合コープいしかわ・石川コープロジスティックス株式会社では、特別な配慮を感じさせない自然体の労務管理で、障がい者が企業にとけ込み活き活きと働く様子を見学する。

また石川県立明和特別支援学校では、これまでも一般企業に多くの卒業生を送り出しており、就労のための就職指導や進路指導などの取り組みの様子をうかがう。

参加者同士で意見交換を行う場も設ける

見学後は、参加者同士で雇用方針や配置など労務管理、能力開発などについて話し合う場も設けるとのこと。

参加費は無料で、募集定員は20名。定員に達ししだい締め切るとのことで、早めの申し込みを呼びかけている。