障がい者就労に理解を！浦添市役所で特別イベント

障がい者の就労及び就労支援について理解を深めてもらうことを目的に、沖縄の浦添市が「浦添市障がい者雇用就労支援パネル展示会＆販売会」を実施した。9月30日から10月3日までの特別イベントで、同市の市役所1階ロビーを会場に展開され、多くの人が訪れた。

このイベントは、9月の「障害者雇用支援月間」に合わせて、浦添市が毎年開催しているもので、障がい者が日頃、就労支援事業所や特別支援学校などで作業に従事し、自立を目指して励んでいる姿を身近に知ってもらうことにより、障がい者雇用の促進を図ることを目指している。

今年の同イベントには、就労支援事業所など障がい福祉サービスを行う26の事業所と、市内にある特別支援学校2校が参加。それぞれの事業所における作業の様子や、活動・支援内容をまとめたパネルの展示が行われたほか、ひとつひとつ丁寧に作られたコースターやキーホルダーなどの小物、革細工製品、パンや野菜、菓子・弁当類といった食品まで、さまざまな商品の販売が展開された。

地域にどのような就労支援事業所などがあり、どういった活動が行われているのか、またそこで生み出されている商品の魅力についてなど、幅広く知ることができる機会となった。

初日の30日にはオープニングセレモニーも開催され、障がい者らが自慢の商品をPRしたほか、参加者全員による就職を目指す宣言「がんばる宣言」もなされた。




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