市役所で製品展&作品展を開催
京丹後市では、12月3日から9日までの「障害者週間」を記念するイベントとして、同期間中、京丹後市峰山の市役所庁舎 リビングホールを会場に「第8回ほっとはあと製品展&第23回障害者週間記念作品展」を開催した。障がい福祉に対する関心・理解を深めてもらうこと、また障がい者の自立と社会参加を支援し活動意欲を高めてもらうことを目的としたもので、市民など多くの人々が訪れた。
初日の3日には記念セレモニーも開かれ、市長や市内の障がい福祉サービス事業所などで働く障がい者の代表らが挨拶。華やかに開幕した。
イベントは、よさのうみ福祉会のみねやま作業所、ゆうゆう作業所、峰山共同作業所、あみの福祉会の桃山の里、久美の浜福祉会のかがやきの杜、丹後大宮福祉会のあゆみが丘学園、さらに市身体障害者団体連合会、府聴覚障害者協会京丹後支部が合同で参加し、企画。各施設の作業所で、利用者らがていねいにひとつひとつ、丹精こめて作り上げた手芸品や陶芸品、さらには絵画作品など、授産製品からアート作品まで、幅広い展示がなされた。
昼休みには食品の販売も展開
3日から9日までの期間中、昼休みにあたる12:00~13:00には、障がい者らが事業所などの施設で訓練の一環として製造した食品の販売も展開。評判も良く、日頃あまりなじみのない人にも、障がい者就労などの実際について、肌身で知ってもらう貴重な機会となった。
イベントの開催は、「ほっとはあと製品展」が第8回、「障害者週間記念作品展」が第23回と、着実に回数も重ねてきており、今後さらに障がい者の社会的・経済的自立につながるような人々の理解と、環境整備が加速されていくことが望まれる。

京丹後市役所 報道発表資料
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