地域で好評の障がい者の働く店
障がい者の仕事場を広げたいと2013年5月に有志と地域の人々の協力でつくられた特定非営利活動法人JointJoy(ジョイントジョイ)。京都府から障がい者福祉サービス事業所に指定され、7月にはおにぎりと焼き菓子を製造販売する「おとこ山おむすび」を八幡市男山に開店。
食の安心、味、地産地消へのこだわり
この店は、お米のプロであるマイスタが地元八幡産の米や全国の農家へ出向き、おいしく、安心安全な米を厳選したJointJoyオリジナルブレンド米。お米のプロ、マイスタ厳選JointJoyオリジナルブレンド米を使用。
塩は沖縄のシママース、その他の材料も産地を厳選し、野菜などは地域の農家から仕入れを行っている。
焼き菓子も国産フレッシュバターのみ、 砂糖は三温糖、きび糖、てんさい糖、沖縄黒砂糖を、小麦粉は北海道産、九州産の薄力粉、高知、兵庫、九州など減農薬や有機栽培をされている農家の米粉、果実も国産の減農薬、茶葉に宇治産を使うなど、食品製造販売のクオリティを高めることにも力を注いでいる。
地域に根ざしたさまざまな活動の創出
JointJoyでは、就労継続支援B型事業として、障がい者の働く場所を提供すると共に、実習や企業で働くための訓練や準備への支援も行っている。
また最近では民生委員や自治会と連携し、見守りを兼ねた配食事業として近隣地域へのおむすび弁当の配達販売をスタート。 福祉の壁を越えた、共働できる社会つくりを目指してさまざまな活動をみせている。
障がい者の働く喜び、自立を促すだけでなく、地域の産業の活性化や高齢者問題などへの貢献も担う同法人の在り方はこれからの障がい者就労支援施設のよいモデルケースとなっている。
特定非営利活動法人JointJoy
http://www.jointjoy.jp/