精神疾患による休職者をスムーズに職場復帰させるプログラム「リワーク」とは

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精神疾患による休職者をスムーズに職場復帰させるプログラム「リワーク」とは

　2015年1月11日 00:00　

休職から復職への支援

リワーク（Re-Work）という言葉をご存じだろうか。それはうつ病などメンタルヘルスに問題を抱え休職中だが、ある程度まで回復したという人を対象に、復職に向けたウォーミングアップを行うことである。

元の職場へ戻って働く前に、専門の公的機関、医療機関などに通い、オフィスに似せた環境で行われる復職支援プログラムを経験することで再発のリスクを減らし、職場復帰へスムーズに移行させることを目的としている。

精神障がい者雇用の支援策ともなるリワーク

リワークは年々増え続ける精神疾患での休職者への対策であると同時に、今後は増加傾向にある精神障がい者の雇用の職場定着支援としても活用されるものと思われる。

ひろしまリワークフォーラム開催

広島障害者職業センターはリワーク支援業務を推進しており、この支援を多くの人に認知してもらう場として、また求職者への対応、支援について企業や医療機関、職場復帰支援機関などの情報交換の場として「ひろしまリワークフォーラム」を開催する。

日時は2015年2月6日（金）、13時30分から16時30分。会場は広島市東区民文化センター。定員100名で参加費無料。対象は企業の人事・労務担当者、従業員に精神疾患での休職者が在籍する事業所の人、医療関係者、産業保健スタッフ。

内容は独立行政法人高齢・障害・求職者雇用支援機構障害者職業総合センター松原孝恵氏による基調講演「リワークの役割　職場のメンタルヘルスのために」のほかリワーク（職場復帰）支援機関の紹介、パネルディスカッション「復職支援に携わる関係者からの提言」など。

問い合わせ、申し込みは広島障害者職業センターまで。申し込み締め切りは2015年1月30日（金）まで。