岡山市、企業に向けて発達障がい者雇用啓発セミナーを開催

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岡山市、企業に向けて発達障がい者雇用啓発セミナーを開催

　2015年1月28日 16:00　

増加する発達障がい者を雇用するために

岡山市は産業振興・雇用推進課、発達障害者支援センターの主催で企業経営者、企業の人事担当者などに向けた発達障がい者雇用啓発セミナー「発達障がいのある人といきいきと働くために！」を開催する。

発達障がい者の雇用への配慮を学ぶ

就労している発達障がい者が職場において、仕事の指示が伝わりにくい、何度も同じミスを繰り返すなど抱えがちな課題の多くは、周囲が曖昧な言い回しをせず明瞭な指示をする、視覚・言語化したマニュアルをつくるなど、障がい特性を理解し気配りをすることで解消できるという。

このような職場の同僚、上司などの配慮が発達障がい者の職場定着、ひいては誰もが気持ちよく働ける職場環境の向上となり、企業の多様性や新しい発想が生まれる土壌づくりにもつながるといえよう。

このようなことから同セミナーでは発達障がいについての理解を深め、発達障がい者の雇用拡大、長期雇用の促進をめざす。

専門家からの詳細な説明

内容は岡山市発達障害者支援センターの壺内昌子医療専門監から「発達障がいの理解と支援について」。発達障がいとは、発達障がいのある人が職場で困っていること、職場への受け入れ、定着をすすめるためになどを説明。

次に岡山労働局職業対策課の石原祥雅地方障害者雇用担当官から行政からの支援などを紹介する「発達障がい者に対する雇用支援施策について」。

日時は2015年2月26日（木）、13時30分から16時まで。会場は岡山市勤労者福祉センター4階会議室。受講料は無料で定員60名（定員になり次第締め切り）。参加希望者は電話、FAXで事前申し込みのこと。申し込み、問い合わせ先は岡山市発達障害者支援センター「ひかりんく」まで。