「ダイバーシティ&インテグレーション」を理念に
情報管理ソリューションカンパニー、トッパン・フォームズ株式会社は、「ダイバーシティ&インテグレーション」を経営戦略の中のひとつとして掲げている。この考え方は社員各々が持っている多様性を取り集め、その相乗効果で成果の最大化を図り社会的価値を認められる企業として、成長し続けていくことを目指すものだ。
同社では特に精神障がい者雇用において、当事者が自立した職業人生を過ごすせるようなサポートを行い、長期継続就労の実現化とワーク・ライフ・バランスの確立を進めている。
働きやすい職場環境の整備
具体的には、第1に働きやすい職場環境の整備があげられる。精神保健福祉士や地域支援センターなど専門家の意見を参考に、日野センター事業所内に独立したオフィスを設置。緊急時にも迅速に対応できるよう健康相談室の近くにするなどの配慮も。
職場には精神保健福祉士兼企業在籍型ジョブコーチの選任者を配置、当事者からの相談対応、健康管理などを行っている。ジョブコーチの役割としては、業務プロセスに沿い作業や指導方法の検証や改善に取り組んでいる。
第2にはサポート体制の構築として、地域障がい者支援センターと連携し、職業生活を含む生活全体について相談やコーディネートしうる体制を構築、継続就労へとつなげている。
障がい者を支援する人材も社内で育成を推進。同社に勤務しつつ、業務に精通している従業員の中から計画的に育成することにより、強力なサポート体制を構築することが可能となっている。
「精神障害者等雇用優良企業認証」取得
同社は精神障がい者など障がい者の雇用の促進に積極的に取り組む企業ということで、厚生労働省委託事業「精神障害者等雇用優良企業認証」を取得。今後とも優良な障がい者雇用を行っていく。
(画像はプレスリリースより)
トッパン・フォームズ株式会社のニュースリリース
http://www.toppan-f.co.jp/news/pdf/2016/0331.pdf