山口県3市の「大人の社会派ツアー」には障がい者雇用に取り組む企業の見学も

産業観光の総合的で効果的なプロモートによる宇部・美祢・山陽小野田地域の振興を図ることを目的に、地元の経済団体、企業、市民グループ、そして国、県、市の行政機関が共同で設置した任意団体である山口県の宇部・美祢・山陽小野田産業観光推進協議会。

同協議会事務局の一般社団法人宇部観光コンベンション協会は、宇部市とその周辺地域の文化や歴史、産業、技術などの資源を活かし、コンベンションの誘致や支援、観光事業の振興を推進している。

同協会では、宇部・美祢・山陽小野田の産業スポットを巡る観光バスツアー「大人の社会派ツアー」を毎年行っており、今年度の予約受け付けが2016年4月15日（金）から始まった。

このツアーは、石炭やセメント、石灰石産業で発展した3市の歴史を学ぶことを主題に、各市の産業スポットや企業を巡る。そしてさまざまな企業の活動を21コース、21種類の章で紹介する。

企業OBや郷土史家などで構成される、産業観光エスコーターがツアーに同行し、実体験や文献資料などに裏打ちされた豊富な話題で案内する。

興味深いのは第9章の「障がい者雇用と環境ビジネス、リサイクル」だ。宇部市が取り組んでいる障がい者雇用、環境、リサイクル。プラスチック材料リサイクル事業、食品リサイクル施設で障がい当事者が、各々の特性を活かして仕事で活躍する様子を見学するツアーとなっている。

ツアーの詳細と申し込み方法はホームページで。問い合わせは宇部観光コンベンション協会まで。

（画像は宇部観光コンベンション協会　ホームページより）
（画像はパンフレットより）




平成28年度産業観光バスツアーのパンフレットとポスター完成
http://ube-kankou.or.jp/news/detail.php?id=159

一般社団法人宇部観光コンベンション協会
http://ube-kankou.or.jp/

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