
株式会社むすびのは、150年の歴史ある町家レストランで、完全な暗闇の中(アイマスク使用)で食事をするというブラインドレストランを2018年12月10日よりスタートさせる。
ブラインドレストランとは?
人は五感のうち8割以上の情報を視覚から取得しているとか。では、その視覚を一切遮断して食事をしたら…、そんなコンセプトのレストランが世界に広がっている。
ニューヨークなどで始まったが、世界中で取り入れるところが増えてきているという。
むすびのでは、社員の縁で、障害者の来訪が多くあり、社員・パートは手話もできる。その中の一貫で、視覚障害の支援をおこなってる社会福祉法人京都ライフハウス様の協力のもと、ブラインドレストランをしてみたいという要望がありスタートさせた。
店内でアイマスクを着用し、スタッフにより席まで誘導。自分の手も見えない真っ暗闇の中で視覚に頼らず、純粋に楽しむ料理の味や香り、舌ざわりを通じ、”食”に関する意識を高める食育につなげる。 (慶尾六郎)