
アメリカのスポーツシューズブランド「Kaepa U.S.A.」と一般社団法人障がい者アート協会は、Kaepa U.S.A.のCSR活動の一環として、障がい者アート協会が運営するオンラインギャラリー【アートの輪】で公開されているアート作品の二次利用に取り組むことで合意した。
Kaepa U.S.A.が取り組むCSR活動に様々な形でアート作品を利用
障がい者アート協会の「障がいのある方の創作活動の周知と支援の仕組みづくり」という活動趣旨にKaepa U.S.A.が賛同し、同社が取り組むCSR活動に対して様々な形で障がい者アート協会が管理するアート作品を利用する。
具体的には、3月1日のKaepa U.S.A.サイト(http://www.kaepa.jp)のリニューアルに合わせウェブサイトトップページにバナーを設置。また、2019年秋冬商品の販売時期に向けて、商品下げ札のデザインや店頭と連動した企画などを検討していく。
障がいのある方の創作活動の周知と支援の仕組みづくり
一般社団法人障がい者アート協会は2015年11月に設立され、現在4年目の活動に取り組んでいる。活動趣旨は「障がいのある方の創作活動の周知と支援の仕組みづくり」。
設立時より、障がいのある方の生み出したアート作品の販売及びレンタルと言った経済支援にとどまることなく、多方面での作品二次利用といった事業開発に取り組んできたという。
3年目となる昨年度は企業のオリジナルノベルティ開発や建設現場仮囲いを使ったアート展開、ファッション関連展示会ツールへのアート利用等の実績を残した。
4年目となる今年は昨年の実績をベースに、さらに一人でも多くの人に一点でも多くの作品を知ってもらうため、より多方面での取り組みに注力していく方針。 (慶尾六郎)