
大東建託株式会社の特例子会社大東コーポレートサービス株式会社は、1月21日より、WEB・IT分野に特化した障がい者の就労移行支援を行う株式会社アーネストと提携し、RPA(Robotic Process Automation)プログラマーの障がい者雇用を開始した。
大東建託独自の育成プログラムを修了した障がい者を雇用
大東コーポレートサービスは、大東建託グループ内でRPAを本格導入するにあたり、アーネストで大東建託独自の育成プログラムを修了した障がい者をRPAプログラマーとして雇用することで、障がい者の就労機会拡大を目指す。
障がい者雇用を目的に、大東建託の「特例子会社」として設立された大東コーポレートサービスは、これまで障がい者の職場体験実習を積極的に実施するなどして、多くの障がい者雇用を行っている。
業務効率化と併行してアーネストによる大東建託独自の育成プログラムを活用し、障がい者が新たな可能性を発揮する機会を創出することで、社員一人ひとりが個性や能力に応じて活躍できる職場環境づくりを推進していく方針。
なお、大東建託グループでは、今回のRPA化により、対象となる業務において約30%の効率化が可能であると見込んでいるという。 (慶尾六郎)