
凸版印刷株式会社と一般社団法人障がい者アート協会は、障がい者アート協会が運営するオンラインギャラリー:【アートの輪】において、『可能性アートプロジェクト2020』で使用するアート作品の募集を7月5日(金)より開始した。
「障がい者の自立支援」と「企業の人財開発」の試み
『可能性アートプロジェクト』は、2018年より「障がい者の自立支援」と「企業の人財開発」を組み合わせた新たな試みとして推進している。
凸版印刷の持つ「印刷テクノロジー」を活用し、障がい者アーティストの作品を価値化、社会的課題解決(障がい者の自立)と経済的事業活動が両立するビジネスモデルを構築することを目指している。
また、そのビジネスモデルの構築を凸版印刷の企業研修のプログラムとして採用し、次世代リーダーの育成にも活用している。
今回、応募された作品は、障がい者アート協会が運営する「障がい者の描いた作品公開に特化した日本で唯一のオンラインギャラリー:【アートの輪】」に設ける特設ページにて全作品掲載される。
そのうち30作品はプリマグラフィにより額装され、2020年4月の凸版印刷入社式に合わせて、トッパン小石川ビルのロビーにて約1か月間展示される予定。
また、展示会終了後は、京都や出雲で開催される展示会への出展や様々な商品への活用も検討していく方針という。 (慶尾六郎)