国会に請願
全国の共同作業所でつくる「
きょうされん」=和歌山県支部第4ブロックは田辺市東山のオークワオーシティ田辺店で、
障害者自立支援法の廃止などを国会に求める署名活動をした。去年から「きょうされん」に所属している作業所が全国各地で活動を始め、全国で100万筆、県内で8万筆を目標に集め、6月の通常国会へ提出予定。
新法制定が目標
請願内容は、「自立支援法を廃止し、サービスの利用者に負担を求める応益負担と日払い制度をなくした新法制定」「福祉と雇用施策を連結させた新しい就労支援策づくり」など。
利用者が呼び掛け
上富田町生馬のあすか作業所に通っている野田紗織さん(20)は「いまの法律では、働くために作業所へ行っているのに利用料を払わないといけない。制度をなくしてほしい」と訴えている。共同作業所支援員と利用者が「ご協力お願いします」ときょうされんの運営に役立てる募金も呼び掛けた。