公約実現
17日投開票された
三木市長選で、再選を果たした薮本吉秀市長(51)が翌日に会見し、「1期目よりも期待に応えなければならないという責任があり、2期目の方が重いと感じている」と決意を表明した。公約に掲げた「市議定数を20から16に削減案」については、「3月市会に市長提案として(条例改正案を)提出する」との考えを示した。
1票の重み感じる
相手候補に7069票差をつけた結果については、「これだけ差がつくとは思っておらず、1票の重さを感じる。真摯に受け止めたい」と話し、まず地域医療対策に手を付けたいと述べた。産業活性化や雇用対策については、コンベンションホールの積極活用、金物の販路開拓に行政の積極関与などを挙げ、「市による障害者の雇用規模も広げていく」との方針も示した。
4年間で総仕上げ
薮本市長は「高齢化対策や地域の細かな課題に手つかずのところが多い。この4年間で総仕上げをしていかなけらばならない」と抱負を語った。