東京海上もついに参入
東京海上ホールディングスは、障害者雇用の促進を図るため、新会社「東京海上ビジネスサポート株式会社」を1月15日に設立した。東京海上のグループ企業から事務作業を受託するという。「障害者雇用の促進等に関する法律」に基づく特例子会社となり、損害保険業界で初めての設立となる。
事業拡大を図る
当初は役職員54人でスタートし、順次事業内容の拡大を図り、障害者の採用を拡大していく。近年、大手企業を中心に特例子会社を設立して障害者雇用を進める企業が目立っている。
特例子会社:一定の要件を満たし、国から認定を受ければ特例子会社として認められる。特例子会社に雇用されている労働者を、親会社に雇用されているものとみなして、障害者実雇用率を算定することができる。