職業安定所が提案
ハローワーク高松と
プラザ高松で特別支援学校の生徒が接客業務に当たる職場実習が始まった。求職者の案内などを担当する。実習には、同校高等部の1、2年生4人が参加した。 雇用情勢が厳しい中、障害者雇用の理解を促進するため、高松公共職業安定所が川中部養護学校に提案して実現した。
まず、バス通勤から
生徒は公共バスを使った通勤から体験し、ハローワーク高松で接客業務に当たる福岡さん(17)と片山さん(16)は、パソコンを使う求職者に使用許可のカードを手渡すなど、はきはきとした口調で対応していた。 福岡さんは「緊張したり、とまどったりするだろうけれど、4日間、笑顔で対応できるように頑張りたい」と語った。
障害者雇用率は依然、厳しい
香川県内の民間企業(従業員数56人以上)の障害者雇用率は1・72%で、法定雇用率(1・8%)に達していない。