途上国の子供を救う
さいたま市の成人式で集めたペットボトルのキャップ約4万個を、新成人の代表らが市を通じNPO法人「
キャップの貯金箱推進ネットワーク」に寄贈した。集められたキャップはリサイクルの原料として販売され、その収益金でミャンマーなど途上国の子供向けワクチンの購入などに使われるという。
新成人が立案
この企画は、式の運営にかかわった新成人10人が成人を迎えたのを機に世界に目を向けようとの考えから生まれた。
4万個でポリオワクチン約50人分となり、二酸化炭素の削減、リサイクル作業に関わる障害者の雇用創出にもつなげたいとのこと。
もどかしかった
運営メンバーの一人は「昨年カンボジアに国際協力に訪れたが、貧困の子供たちに何かしようとしても行動できずもどかしかった。途上国の実態を見た上でこの活動に取り組め、いい経験になった」と話している。