不良時代
斉藤里恵(26)さんは生後まもなく、
髄膜炎の後遺症のため1歳10カ月で聴力を失った。少女時代には、耳が聞こえないコンプレックスから「青森一の不良娘」と呼ばれ、非行の道に走ったことがあった。
客からの相談が評判
そのような経験を経て、知り合いから誘われ水商売に進んでいった。2007年年に上京して銀座の高給クラブで働くようになり、ナンバーワンのホステスになっていく。店ではペンとメモ帳を使い「筆談ホステス」として人気を集める。
シングルマザーで生きる
現在、妊娠6カ月。子供の父親となる男性とは別れ、今後は
シングルマザーとなって子供を育てて行くという。彼女の生い立ちを綴った自叙伝「
筆談ホステス」(光文社)は13万部を超えるベストセラーになっている。また、昨年から
青森市の観光大使になっている。