2店目を開店
空き店舗を活用して古書店を開き、町を活性化しようと
一橋大院生の尾野さん(27)が起業する「エコカレッジ」が27日、雲南市の木次駅通り商店街にオープンする。今回は2店目で、尾野さんは「古本で過疎地の町おこしができれば」と話す。
雇用に重点
尾野さんは一橋大生時代に移動古本屋を始めて、「
エコカレッジ」を設立したという。同社では売買を主にインターネットで行っている。開業時の在庫は約7000冊だったが、今は5万冊を超えて売り上げも順調になっている。障害者や失業者の雇用に力を入れいて、川本本社では9人のうち5人の障害者を雇用している。
若い経営者、増えてほしい
昨年からは「
ふるさと雇用再生特別基金」を利用して、50代までの失業者8人を雇用した。
雲南市商工観光課は「空き店舗が増えており、若い経営者が商店街に入ることで活性化になる」と歓迎の意向を示している。