賃金アップに充てる
社会福祉法人はるにれの里が運営する知的障害者の授産施設「
ふれあいきのこ村」が、肥料にしてきた廃棄菌床を
ペレット化して、燃焼させるシステムを導入したことが話題になっている。これにより灯油が不要になり、浮いた費用は障害者の賃金に充てたい考えだという。
300万円増
「ふれあいきのこ村」は、ビニールハウス4棟でシイタケを栽培し、1日280キロほどを出荷しているが、ごみの減量によって熱供給が減少している。そのため灯油ボイラーの使用を余儀なくされ、年間300万円ほどの負担増になっていた。
ペレットを貯蔵
ペレットに利用するのは廃棄していた約380キロの菌床。補助金なども活用して、ペレット製造機とボイラーを導入した。夏場はボイラーの必要がないので、ペレットは冬場のストーブに活用できるという。