就労には壁
現在、米で障害者人認定を受けている85%の人々が、不安定な就労状態にあるか失業中だという。また、今までに何らかの障害を背負ったことの経験のある人の10%が就労には見えない壁があると述べている。
そんな中、米ユタ州にある組織「Enable Utah」は、43年間にわたり地域と共同して、ひとりでも多くの障害者が、その能力を活かして働ける場を得られるように手助けしている。そのお陰で、政府機関を含むあらゆる職場で障害者が働く機会を得られているという。
企業の理解と協力が必要
ただ、組織が頑張るだけでは限界があり、それには企業の協力が必要不可欠だという。「障害者の能力を認め、利益があることを理解してほしい」と組織の代表であるフェルト氏は述べている。また、「人間にとって最も重要なことのひとつは仕事があるということ。また、すべてのアメリカ人に公平にその恩恵があるべきだ」とも語っている。
なお、Enable Utahでは常にボランティアを募集している(組織の趣旨に賛同する18歳異常であれば参加可能)。
編集部 青空ひなた

Enable Utah's goal: Bring out the best of those with disabilities
http://www.standard.net/topics/business/2010/05/08/enable-utahs-goal-bring-out-best-those-disabilities