増え続ける障害者数
普段は海外に居住し、13週間ごとにオーストラリアに帰国して障害者年金をもらっている・・・そういう人は、2012年から障害者年金対象者から外されることが決定した。
オーストラリア政府は、このたび障害者認定数を減少すべく、就労努力をするように義務付けることを発表した。現在78万人の人々が障害者として申請しているが、この数は年々増え続けているという。また、中には前述のように、年金を受け取りつつ海外で暮らしている者を多々いるようだ。これを受け、政府は就労能力の判断基準を厳しくし、より多くの人が仕事に復帰することを求めることにした。
新基準によって、申請数減に期待
なお、新基準のテストは2012年から実施される予定で、障害者申請数は現状より約6500人減になると予測されている。
編集部 青空ひなた

Govt Urged to Tighten Disability Pension
http://allafrica.com/stories/201005120595.html