人体実験の結果・・・
最近不眠を訴える人が急増しているという。眠れないのは、鬱が原因ではないかと心療内科の門をくぐる人も多いようだ。ただ、睡眠薬を処方してもらう前に、今一度生活を見直してみることも必要かもしれない。
米カリフォルニア州に住む睡眠障害に悩むJDモイヤー氏は、睡眠周期と人工光線との関係を調べる実験を行ったという。それによると、太陽光線であろうがコンピュータのスクリーンから発せられる強い光線であろうが、いずれからも人体にある体内時計に影響が出るという結論がでたという。
モイヤー氏は1カ月の間、日の入りとともに、家中にあるすべての電化製品(コンピュータ、電話、冷蔵庫なども含む)の電源を切った。すると、それまで真夜中が過ぎても眠れなかったマイヤー氏が9時には眠くなったという。さらに、6~7時間の睡眠より8~9時間の睡眠のほうが、はるかに充電できたということだ。
就寝前はコンピューターの触れないこと
睡眠研究家によると、コンピュータの画面から発せられる光は相当強く、脳に昼間だという間違った認識を与えてしまうという。眠れないからといってインターネットに向かうのは、より不眠を促進するということだ。
とはいっても、すぐに眠れないという人は、まずは就寝前は読書で過ごすなどに切り替えてみるとよいだろう。
編集部 青空ひなた
Trouble sleeping? Maybe it's your iPad
http://edition.cnn.com/2010/TECH/05/13/sleep.gadgets.ipad/