障がい者雇用の特例子会社を訪問
歌手の加藤登紀子さんが先月15日、セイコーエプソン株式会社(長野県諏訪市)の特例子会社であるエプソンミズベ株式会社(以下:ミズベ)を視察した。
里帰りプロジェクトの支援の一環
国連環境計画(UNEP)親善大使を2000年10月から今年3月まで務めた加藤さんは、プリンターメーカー6社による共同プロジェクトで、使用済みインクカートリッジを回収するリサイクル活動推進事業「里帰りプロジェクト」を支援している。
「里帰りプロジェクト」では、全国から本社に集まった使用済みカートリッジの仕分け業務をしてリサイクルに回す業務を担当している。そのほかにも、精密機器の部品組立検査およびクリーニング作業やDTP・データ加工、大判プリンタ出力などのさまざまな業務を行っている。
「ミズベ」では多くの障がい者が勤務
ミズベは1983年9月に発足。現在では県内にある本社や事業所、工場など8拠点に従業員132名がおり、うち91名が障がい者。設立当初より障がいの種類にあった業務の確保や、作業環境や施設環境の整備など工夫を行ってきている。
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