障害者総合支援法施行から2年でまた変わる
「障害者自立支援法」から「障害者総合支援法」に。新しいこの総合支援法は、成立された過程もその変更内容も非常に複雑、かつ難しい制度といわれている。
2013年4月から第一段階が、そして2014年4月から第2段階が施行。特に今回は障害者支援区分の変更、地域移行支援の対象拡大などさまざまな分野に大きな改正が実施されているため、多くの障害者支援の現場でも制度を理解し、対応するのに苦労している。
図解で複雑な制度もスッキリわかる本
その難解な制度をわかりやすくまとめたビジネス書が2014年4月24日に発売された「これならわかる<スッキリ図解>障害者総合支援法」。
(画像はプレスリリースより)
多くの図解とやさしい解説で、制度の概要、使い方について理解できるようになっており、利用者とその家族、障害者支援の専門職だけでなく、障害者を支援、雇用する企業の担当者、申請をサポートする士業に向けても書かれている。
障害者雇用促進法も解説
現支援法の基本理念、改正による変更点といった基本的なものから、障害者の就労にかかわる就労移行支援、就労継続支援A、B型、企業担当者が知っておきたい障害者雇用促進法などすべての内容が網羅されている。
出版社は翔泳社。単行本(ソフトカバー)A5、184ページ。1,800円。
翔泳社
http://books.shoeisha.co.jp/