三鷹駅南口周辺で展示即売会を実施
三鷹市は3月1日、障がい者の自主製品を取り扱う展示即売会「みたか星風マート」を三鷹駅南口周辺「緑の小ひろば」において開催すると発表した。障がい者の地域における社会的、経済的自立を目指した取り組みの一環として行われるもので、依然低い水準にとどまっている工賃の向上を目的としている。
開催日時は平成27年3月18日の11:00~14:00。雨天の場合は中止となる。会場となる「緑の小ひろば」は、コミュニティバス発着場(ジブリ行)の東側だ。市が主催し、市内の障がい者施設などにおける自主製品の開発・販売ネットワーク事業を手がけ、各種イベントの企画といった支援活動も展開する「ぴゅあ・ネット事業」の実行委員会が運営する。
11の事業所が参加、魅力的な製品が勢揃い
当日は市内および近隣市にある障がい者福祉施設など、11の事業所が参加する。
出店するのは、三鷹市大沢の「未来工房にじ」、三鷹市下連雀の「三鷹ひまわり第三共同作業所」、三鷹市野崎の「工房 時」、三鷹市大沢「巣立ち工房」、三鷹市野崎「アクティビティセンターはばたけ」、三鷹市牟礼「むうぷ舎 中原」、三鷹市下連雀「わたしたちのいえ かごめかごめ」、三鷹市牟礼「なかよし会すきっぷ」、三鷹市上連雀「リビングハウスマム」、調布市小島町の「はあと・ふる・えりあ」、三鷹市新川の「ワークセンターいくせい工房」だ。
それぞれの事業所で、ひとつひとつ丁寧に作り上げられたパンやクッキー、パウンドケーキなどの焼き菓子のほか、ふきんや手ぬぐい、石けん、エコバッグといった雑貨、ストラップやキーホルダーなども含むアクセサリー類、陶器小物、手漉き和紙製品など、多彩な自主製品が並び、展示・販売される。
障がい者就労への理解を深めるためにも、工賃アップを実現するためにも、ぜひ足を運んでみては。

三鷹市 障がい者自主製品展示即売会開催について
http://www.city.mitaka.tokyo.jp/c_event/048/048949.htmlみたか星風マート 出店リスト(詳細案内チラシ)
http://www.city.mitaka.tokyo.jp/attach_48949_2.pdf