ヤマト運輸、京都府との協定でさらなる障がい者雇用支援を約束

ヤマト運輸株式会社は社会貢献活動として障がい者の経済的自立支援を行っている。ひとつは1993年に設立した公益財団法人ヤマト福祉財団の障がい者の働く場を経済的に自立し、働きがいのある「夢ある職場」に変えるための活動を行っている「夢へのかけ橋プロジェクト」である。

そのほか同社では障がい者が働ける機会を増やすために、各グループ会社で雇用促進、就労支援に取り組む雇用創出活動を展開。

同社のメール便配達業務を障がい者施設に斡旋する「障がい者のクロネコメール便配達事業」。パンの製造、販売や衣類のクリーニング、ビル清掃などの業務訓練を通じて、一般就労を支援するヤマト自立センタースワン工舎の運営。

福祉施設の経済的自立や障がい者の自立や社会参加に取り組む事業・活動をバックアップする助成金事業や障がいのある大学生に奨学金贈呈などの助成事業を行っている。

2015年3月20日（金）に京都府と同社が締結した「地域活性化包括連携協定」でも観光情報の発信や観光振興、京都府産品の流通・販売支援、安心・安全なまちづくりなどの取り組みと共に、障がい者への支援も盛り込まれている。

内容は職場体験を通して宅急便の仕分け業務などといった、障がい者それぞれの個性に合った雇用を積極的に推進、障がい者の自立支援を目的とした雇用促進を行うというもの。

これまで以上に障がい者雇用を進める意欲を対外的に示した同社の、今後に注目していきたいものだ。




京都府とヤマト運輸が「地域活性化包括連携協定」を締結
http://www.yamato-hd.co.jp/news/h26/h26_103_01news.html

ヤマトホールディングス障がい者の経済的自立支援
http://www.yamato-hd.co.jp/csr/society/social_05.html

ヤマト運輸株式会社
http://www.kuronekoyamato.co.jp

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