高知県、「合理的配慮」から考える障がい者雇用促進セミナーを開催

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高知県、「合理的配慮」から考える障がい者雇用促進セミナーを開催

　2015年6月11日 06:30　

高知県の障がい者雇用推進策

高知県では障がい者の雇用を推進するためのセミナーとして、平成27年度障がい者雇用促進セミナー「ひともまちももっとやさしく～障がい者とともに働く“合理的配慮を考える”～」を開催する。

困難を抱える人への合理的配慮を考える

障がい者とともに働くというと、一見専門性を必要であるとか、何か特別な準備がされていないと困難だというようなイメージを持つ人も多い。

そのような理由から自身や自分の会社のこととして置き換えて想像、実感できない人も少なくない。そこで今回は介護という、比較的身近に起こり得る困難を、介護を行っている当事者の男性から事例を聴き、困難を抱えている人への合理的な配慮について考える。

行政説明と講演

内容ははじめに行政からの説明として高知労働局職業安定部職業対策課から「雇用の分野における障がい者に対する差別の禁止及び合理的配慮指針について」。

次に講演「ひともまちももっとやさしく～男性介護者から視た仕事の継続のための条件とは～」。講師は男性介護者の会「みやび」代表、平尾隆氏。富山県高岡市出身で1999年から妻の介護をしている男性介護者。2013年金沢大学公共政策修士号の学位を取得。2012年「みやび」を立ち上げ、さまざまな活動、講演を行っている人物だ。

セミナーの日時は2015年6月23日（火）、時間は10時～12時。会場は高知ぢばさんセンター1階多目的ホール（高知市布師田）。参加費は無料。希望者は事前申し込みを。申込期限は2015年6月19日（金）17時必着。連絡・申込先は高知県地域福祉部障害保健福祉課まで。