わかりやすい！鳥取県、精神障がい者雇用まんがリーフレットを作成

厚生労働省の発表によれば、2014年の民間企業における雇用障がい者数、実雇用率ともに過去最高を更新しているものの、2013年から2.0％に上がった法定雇用率を達成した企業の割合は44.7％に留まっている。

2018年4月からは障がい者手帳を取得している精神障がい者の雇用が義務づけられており、ますます障がい者雇用が進められるものと考えられる。その一方で、精神障がい者の雇用、職場定着は難しいのではという声もある。

そのようなことをふまえ、 鳥取県、鳥取労働局、独立行政法人高齢・障害・求職者雇用支援機構鳥取支部などが協力し合い、精神障がい者雇用まんがリーフレットを作成した。

表紙を含め4ページ立てで、障がい者雇用の進め方をまんが形式で掲載。同県で行っている支援の紹介や団体の連絡先も含め、読みやすくわかりやすい内容となっている。

タイトルは「精神障がいを知り　ともに働く職場づくり」。 掲載内容は「最初は誰でも不安…～障がい者雇用の検討～」、「百聞は一見にしかず～相談・情報収集～」、「案ずるより産むが易し～会社全体で取り組む～」、「お互いに知り合えば～採用のステップ～」、「心強い味方です～採用から職場定着～」と段階をふんで描かれている。

また項目ごとに見学や体験の必要性、トライアル雇用、職場実習、ジョブコーチといった具体的な手順がコラムとして紹介されている。
　　　
そのほか「ちょっとした配慮でより職場の戦力に！」、「雇用に取り組んだ企業の声」などの記事も掲載されている。障がい者雇用を取り組むにあたって県内企業が参考に使って欲しいリーフレットとなっている。

（画像はPDFより）




精神障がい者雇用まんがリーフレット「精神障がいを知りともに働く職場づくり」
http://www.pref.tottori.lg.jp/252224.htm

「精神障がいを知りともに働く職場づくり」 (PDF)
http://www.pref.tottori.lg.jp/secure/998620/web.pdf

鳥取県公式ホームページ
http://www.pref.tottori.lg.jp/

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