熊本で「はたらく、はたらき続けるため」の情報紙、更新
熊本市障がい者自立支援就労部会は、毎月1回関係機関が集まり、障がい者の就労支援に関するさまざまな取り組みを行っている。同就労部会は、より多くの人に障がい者の就労支援に関わってもらうため、また適切な情報提供を行うため、ハンドブックやガイドブック、情報紙を作成し、活用の呼びかけにも力を入れる。今回、その情報紙「しごといく」のVol.2が公開された。
「しごといく」は障がい者雇用情報や雇用事例、熊本市障がい者自立支援協議会の取り組みなどをまとめたもの。当事者や支援者はもちろん、企業の担当者などにもおおいに役立つ情報が掲載されている。
専門家へのインタビューや実際の雇用事例など各種情報を掲載
更新・公開されたVol.2では、「平成30年の精神障害者雇用義務化に向けて」をテーマとし、障がい者支援で功績のある社会医療法人芳和会 菊陽病院の故樺島啓吉氏へのインタビューをトップに掲載。雇用する企業へのアドバイスも語られている。
また、障がい者雇用の促進に努める「障がい者応援企業」にリストアップされた事業者へのアンケート結果報告や、障がい者と企業の架け橋になる「ジョブコーチ」の紹介を行ったほか、日本マクドナルド株式会社フランチャイジー有限会社ゆくたけ マクドナルド北熊本店と、社会福祉法人 くほんじ保育園を取り上げ、実際の障がい者雇用事例を具体的かつ詳細に掲載した。
この「しごといくVol.2」公開案内ページからは、実際の事例をもとに具体的な解決策をまとめたハンドブックや就労関係事業所の特徴などを紹介するガイドブックも閲覧できる。ガイドブックの「熊本市障がい者就労支援ガイドブック」も、平成25年度作成版が最新版として新たに公開されているので、ぜひ参考資料として活用してほしい。
熊本市 健康福祉子ども局 障がい保健福祉課 ハンドブック・ガイドブック・「しごといく」公開案内ページ
http://www.city.kumamoto.jp/hpkiji/pub/detail.aspx