京都府で発達障害の大学生、既卒者の就労支援をする株式会社エンカレッジ

最近、クローズアップされている発達障害者の就労。行政、NPO、民間などがさまざまな形の発達障害専門の就労移行支援事業所を立ち上げる中、京都府にある株式会社エンカレッジの取り組みが注目されている。

同社は発達障害を持つ就職活動に入る大学生、既卒生に向けての就労支援を主体とし、就労移行支援事業所エンカレッジ京都の運営をはじめ、en＋jointクラブというインターン、実習など体験に重きを置いたキャリア支援、外部機関と連携しての就職先の紹介、就職活動講座の実施などをおこなっている。

また発達障害学生に対する就職活動講座の開催や教職員に対する発達障害に関する研修の開催、大学へのスーパーバイズなど学生を送り出す大学側に向けてのサービスや就労移行支援事業所や就労支援員といった他の支援機関へも研修、セミナー、コンサルティングを実施している。

2014年4月から活動をスタートした同社は6月5日(木)には第1弾の「発達障害学生のためのキャリア支援セミナー」を開催。テーマは「大学×福祉×企業の連携方法について」で、発達障害の学生の大学在学中から就職までの事例を元にその流れと支援のポイントを紹介。

その後、今後の連携方法やキャリア支援について参加者それぞれの立場からパネルディスカッションをおこなった。

関西の各地から当事者はもちろん、大学の職員、企業、支援機関の関係者が集まり会場が満席になる盛況ぶりでその関心の高さがうかがえた。就活に直面する発達障害の学生への支援は待ったなしだ。今後の株式会社エンカレッジの活動に期待したい。




株式会社エンカレッジホームページ
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