城東化成、初の障がい者雇用でセミナーを開催

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城東化成、初の障がい者雇用でセミナーを開催

　2014年8月24日 14:00　

知的障がい者を雇用し、セミナーを開催

島根県に本拠地を置き、ゴムおよび精密プラスチック成形部品の製造や精密金型の設計、製作を手がける城東化成株式会社は21日、障がい者雇用の知識向上を目的とするセミナーを開催、雇用のポイントについて学ぶ機会を設けた。

このセミナーは、同社がCSR活動の一環として、はじめて知的障がい者の採用を行ったことに伴って開かれたもの。島根県障害者職業センターの高見氏を講師に招き、障がいの特性や職場での関わり方について、ひとつひとつステップを踏みながら、詳細にわたるアドバイスを受けた。

理解を深め、共に気持ちよく働ける職場づくりを目指す

当日は同社の従業員ら約50名が参加し、講師の説明に熱心に耳を傾けた。城東化成では、この障がい者雇用における知識向上セミナーを通じ、障がいに対する理解を深め、共に気持ちよく働くことのできる職場環境づくりを目指している。

同社は1973年5月創業、1978年12月1日設立の企業。ゴム成形品の製造に端を発し、独自の開発技術と管理力を基盤として、時代と社会のニーズに応えながら事業の拡大を続けてきた。経営においては、全従業員の物心両面の満足度向上と地域社会への貢献を理念に掲げている。現在はゴム、プラスチックともに金型製作から成形まで、一貫した生産体制のもと、各分野における高い信頼を獲得し、高品質な精密成形部品の供給にあたっている。