障がい者が地域の一員として働ける社会の実現をめざして

障がい者に対する自立支援事業などを行うNPO法人「福祉ネットこうえん会」（福井県福井市）は、10月にさいたま市で「障がい者（児）就労スキルアップ研修会」を開催すると発表した。

障がいがある人が、地域の一員として普通に暮らせる社会の実現をめざし、障がい者の就労の促進を目的に、企業をはじめ、教育や福祉の関係者、保護者らが就労に関する知識と技量のスキルアップをめざすもの。

研修会では、午前中に障がい者本人とその支援者を対象に職場マナー研修を実施。

一般社団法人ワークワークA型事業所の理事を務める大宮紀子氏を講師に招いて、障がい者（児）本人に対して職場や公共の場でのマナーアップと、支援者に対して訓練の技能向上を図る。定員は40名。

13時からは、厚生労働省障害保健福祉部の障害福祉課課長の田中佐智子氏を講師に招き、「障害福祉の動向（仮題）」をテーマに基調講演を開催。定員は100名。

講演後は、埼玉県と周辺地域で、障がい者の就労にあたっている関係者を対象に、2つの分科会に分かれて研修会を開催する。

第1分科会では、「障がい者の雇用を考える～障がい者が働き続けるために～」をテーマに、第2分科会では、「農福連携の推進～障がい者の働く場の拡大をめざして～」をテーマに、それぞれ意見交換を行う。どちらも定員は15名。

開催日時は10月11日（土）。会場は、TKP大宮カンファレンスセンター（さいたま市大宮区下町1-42-2）。

いずれも参加は無料で、職場マナー研修、基調講演、各分科会の聴講は自由とのこと。

参加希望者は、外部リンク先より申込書を入手し、必要事項を記入のうえ、FAX0776（98）4175まで申し込む。申し込み締め切りは10月7日（火）まで。

問い合わせは、NPO法人福祉ネットこうえん会の事務局（TEL：0776-98-4170）まで。




第4回障がい者（児）就労スキルアップ研修会（埼玉会場）
http://blog.canpan.info/f-netkouenkai/archive/135

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