広島県、県内7地域で企業に向けた障がい者雇用研修会開催

広島県では2014年度から「障がい者雇用促進・定着支援事業」を実施している。これは障がい者の雇用の促進、その後の職場定着を支援するための施策である。

この施策のひとつとして、地域における障がい者雇用に関する課題を解決するための研修などを県内の各障がい保健福祉圏域（7圏域）で行う。

今回は広島西圏域で障がい者雇用に関心のある県内企業の事業主や人事担当者を対象にした障がい者雇用研修会を開催する。

助成金や利用できる制度、ジョブコーチなど支援機関との連携方法、すでに障がい者雇用を行っている企業の取り組みなど障がい者雇用をスタートさせるのに知っておきたいことを学べる研修会となっている。

研修会のタイトルは「障がい者雇用に取り組むために　制度を知り、先進事例を参考にする」。内容は講演「障がい者雇用の現状と制度について」。講師は広島労働局地方障害者雇用担当官の杉田和重氏。

講演「障がい者雇用と職場定着について」。講師は特定非営利活動法人くらしえん・しごとえんのジョブコーチ鈴木修氏。

パネルディスカッションでは企業の実際の取り組みを紹介。「障がい者雇用の実践報告」コーディネーターは鈴木修氏。パネリストにはデリカウイング株式会社デザート工場総務部長の砂原寛氏、医療法人和同会広島グリーンヒル病院総務の石丸亜希子氏。

開催日時は2014年11月14日（金）、13時30分から17時。会場は廿日市市総合健康福祉センター（廿日市市新宮）あいプラザ。参加費は無料。主催は広島県。

共催は広島西障がい者就業・生活支援センターもみじ。問い合わせ、申し込みは公益社団法人広島県就労振興センター。参加希望者は事前申し込みが必要。




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