北海道が道内企業の障がい者雇用活性化を目指して開催
北海道では、障がい者の法定雇用率が適用になる従業員数を下回っている小規模企業・事業所においても、積極的な雇用が推進されるよう、その実態の把握と現況の改善に努めている。
その一環として、主に小規模企業・事業所を対象とし、特別支援学校やハローワーク、障害者就業・生活支援センターなど関連機関関係者も参加する「障がい者雇用に向けての意見交換会」を開催することとした。北海道全体では21箇所で開催される予定となっているが、今回、富良野市の実施詳細内容が決定し、募集が開始されている。
開催日時は2015年1月20日の13:30から。受付は13:00から開始される。会場は富良野市弥生町の富良野文化会館第1会議室。参加費は無料で定員は30名だ。
申込締切は1月16日!
当日は、まず道内企業における小規模事業所障がい者雇用の実態調査で得られた結果の概要報告が行われる。調査で明らかになった数字をもとに、状況を分析し、分かりやすく解説するという。
続いて障がい者雇用施策の現状を踏まえながら、利用することができる各種支援制度の説明がなされる。雇用を検討中の企業にとっては、大いに役立つ情報となるだろう。
そして障がい者雇用の現状と体験談などの発表・報告として、実際にすでに雇用に取り組んでいる企業から、現場の声を聞く。現時点では民間企業2社からの発表が予定されており、具体的な事例から障がい者雇用を考えることができる。
さらに休憩をはさんでその後、参加者全員による情報・意見交換会の機会が設けられる。障がい者雇用を行うことでこんなプラス効果がある、取り組みたい気持ちはあるけれどこうした不安点がある、など、率直な意見を交わすことで、ためらいや悩みを解消していくことを目指す。
参加を希望する場合は、参加申込書に必要事項を記入の上、FAXまたは電子メールで送付すればよい。締切は2015年1月16日だ。詳細は案内チラシなどで確認を。
(画像は案内チラシより)

北海道「障がい者雇用に向けての意見交換会 in 富良野市」案内チラシ
http://www.pref.hokkaido.lg.jp/hf/shf/hurano.pdf