障害者の雇用促進を積極的に進めるハローワーク岐阜が、新たな試みを行っている。
「障害者経験発表会~就労の現場から~」と題し、民間企業に勤める障害者が自らの就労体験を経営者に向けて語る機会を提供する。
開催当日の14日には、県内の民間企業に勤める現役の障害者の4人とその受け入れ企業の担当者を招き、それぞれの障害やそれを踏まえた上で、どのように仕事を行っているのか、実際の現場のビデオ映像も交えながら、その体験を語っている。
ハローワーク岐阜の発表では、法定雇用率1.8%に対し、同県内の障害者実雇用率は1.69%と全国24位。達成企業の割合も前年比で0.3ポイントのダウンとなっており、相変わらず厳しい状況が続いている。
こういった状況を踏まえ、実際の雇用現場を知る機会を設けることで、障害者の採用・雇用を具体的にイメージを持ってもらい、新たな雇用の創出につなげたいという狙いがある。
ハローワーク岐阜