障がい者雇用促進につながる植林用苗木を購入・植樹
楽しみながらスポーツでコミュニケーションをとり、環境保護・森づくりにも貢献、さらには障がい者雇用の促進にもつながるという、ユニークで画期的な取り組みが注目を集めている。NPO法人「GoodDay」による「Green Futsal」だ。
この「Green Futsal」イベントでは、参加者の負担した参加費の一部が障がい者雇用を促進する植林用苗木の購入に充てられる。苗木を育てるのは、社会福祉法人 進和学園だ。この進和学園から、参加者1人につき1本の苗木を購入する。苗木は後日開催される「植樹祭」で、神奈川県逗子・葉山にある「めぐりの森」に植えられる仕組みとなっている。
イベント当日に集まった参加者らは、サッカー・フットサル専門のコーチのもと練習会を実施し、フットサルに汗を流す。参加者同士でチームを結成し、試合を行ってコミュニケーションを深めるなど、環境保護や障がい者福祉を考えながら、気軽に楽しく参加できるという。
着実に広がり、回を重ねる開催
この「Green Futsal」を企画し、広めるNPO法人「GoodDay」は、“自然と共生した多世代で多様な互助コミュニティ”の形成を目指し、おもしろく楽しい“遊びながら”の社会貢献活動プロジェクトの提案を行っている。
環境問題を中心に据えるが、障がい者雇用を促進する障がい者福祉から無縁社会、ホームレス、シングルマザーなどの問題にもあわせて取り組む。企業のCSR/ソーシャルビジネスにかかるコンサルティング事業も展開している。
「Green Futsal」はなかでも好評のイベントで、川崎や浦和、横浜、東京・台場、岐阜など各地へ開催の輪が広がっている。この2月にも8日に「Green Futsal Yokohama~vol.9~」が、22日に「Green Futsal Urawa~vol.6~」が開かれる予定だ。
楽しく参加できて、一石何鳥にもなる取り組みとなっており、今後のさらなる広がりが期待される。参加申し込み方法など、詳細は「GoodDay」のホームページで確認を。
NPO法人 GoodDay ホームページ
http://www.goodday2u.org/社会福祉法人 進和学園 ホームページ
http://www.shinwa-gakuen.or.jp/