
京浜急行電鉄株式会社、損害保険ジャパン株式会社、株式会社プライムアシスタンスは、3月上旬に、視覚に障がいのある方向けの遠隔サポートサービス「アイコサポート」を用いて、三浦市三崎港エリアにおける、観光サポートの実証実験を実施する。
三浦半島をおトクに楽しめる、京急電鉄の「みさきまぐろきっぷ」で、観光や買い物を体験
「アイコサポート」は、スマートフォンの映像を通じて、専門のオペレーターが視覚情報を伝えるプライムアシスタンスのサービス。
タイムリーに視覚情報を得ることにより、生活面での利便性を高め、ユーザーがいつでも気軽に安心して行動できることを目指しているという。位置情報と映像を、遠隔にいるオペレーターが確認して案内する。コールセンターは、厳格な個人情報管理のもとで運営され、専門の研修を受けたオペレーターが対応する。
今回の実験は、事前に選定したモニター(視覚障がい者)に、「アイコサポート」を利用しながら、三浦半島をおトクに楽しめる、京急電鉄の「みさきまぐろきっぷ」で、観光や買い物を体験してもらう。
そして、一連のサービス利用を通じて、課題抽出を行う。また、実証実験完了後には、有用性を調査するアンケートを実施する。
(坂土直隆)